仕事しながら公務員試験勉強(面接試験)
私が受験したのは地方初級です。
9月の一次試験が終わり、まずは作文試験の練習を始めました。
それと同時に面接試験の準備をしました。
作文試験と面接試験は似ている
面接試験でよく聞かれることを調べてみると、作文試験の過去問と重なる部分があることに気がづきます。大きく分類すると、公務員のこと、行政のこと、自分のこと、社会のこと、仕事のこと、と作文試験と同様に分けることができます。
作文試験を練習していると、おのずと面接試験の練習にもなります。
考え方は作文試験と同じです。
何が来ても答えられるように準備しておく。
自分のフィールドで戦う。
がポイントです。
まずは自治体を知る
自分のことを伝えるのは大切ですが、具体的にその自治体でどう自分を活かせるかを伝えることが大切です。その為にも自治体を知ることが必要です。自治体を知ることは、作文試験・面接試験でも前提条件です。
公式HPには「総合計画」「人口ビジョン」などが載っています。それを必ず見ておくこと。その上で自分の意見を持つことが大切です。
考えるポイントは、過去ではなく「未来」です。各自治体の計画を見ると分かる通り公務員は5~10年先の「未来」に向かって仕事をしています。この視点で自分の意見を提示できると最高です。
結論から話す
①結論
②理由・エピソード
③結論の再提示
この順番でかつ簡潔に話すことが大切です。
作文と同じですね。面接の準備段階でこの順番で原稿を作っておきましょう。また、原稿は話し言葉で書くことがおすすめです。
聞かれたことに的確に答える
当たり前ですが大切です。質問した内容と解答がズレていると、あれ?と思われます。コミュニケーションがとりづらい・相手の意図を汲み取れない、という印象を植え付けかねません。
1つの解答を複数の質問で使う
的確に答えるためには事前の準備が大切です。「Aを聞かれたらDを答える」ではなく、「A/B/Cと聞かれたらDを答える」のように1つの解答を少しアレンジして複数の質問で使えるようにしておくのがオススメです。こちらも作文試験と同様ですね。
例えば「自己PRをお願いします」「あなたの強みは何ですか」「頑張ったことを教えてください」など、1つの解答をアレンジすれば答えられますよね。
また、「希望している課はどこか」「希望する課以外に配属されたらどうするか」「どんな取り組みをしたいか」なども同様です。
明るく笑顔でハキハキと
よく「第一印象が大切だ」と言います。
なぜ第一印象が大切なのか、考えたことはありますか?
私が考える第一印象が大切な理由は、”第一印象は一回しかないから”です。
いくら良いことを言っても、"第一印象"が悪ければ相手に響きません。
長い付き合いならまだしも、10~15分で第一印象は覆りづらいと思います。相手に良い印象を与えるためにも「明るく笑顔でハキハキと」。これが出来ていれば多少変なことを言ってもリカバリーできます。
実際に面接をして思ったのは、こちらが笑顔だと相手も笑顔になってくれます。そのおかげで自分もリラックスできます。
実際の面接試験はどうだったか
作文試験終了後10分程度の休憩を挟み面接試験になりました。
面接官と十分に距離があるため、マスクを外すように指示がありました。
表情を見るためだろうと思います。
面接時間:10~15分
面接官:副市長、教育長、外部企業2名の計4名(うち女性1名)
質問内容
・氏名、住所
・簡単に自己紹介
・〇〇市の印象
・ストレスを感じた時の解消法
・迷ったとき、悩んだ時は誰に相談しているか
・今まで民間企業で働いてきて、なぜ公務員なのか
・これからもっと伸ばしていくべき〇〇市の産業
・失敗したこととどう乗り越えたか
・ここは他の人に負けない!というところ
・学歴について、大学で学んだことを仕事にしようとは思わなかったか
・現在部署がなくとも、自分で作れるとしたらどんな仕事に取り組みたいか
・(一次試験の適応性試験を元にした質問)
・〇〇市に住みたいか
・希望している〇〇課以外に、他に興味のある課はあるか
・最後に、今したいことは何ですか?ジャンルは問いません
以上のような質問でした。
面接官4名の他に、面接室まで案内してくださる方が1名、面接室で事務的な指示をしてくださる方が1名いらっしゃいました。
とにかく全員優しくて安心しました。履歴書や身上調書を見ながら質問しているようでした。面接官はマスクをしているので、少し聞き取りづらいところもあるので注意です。感染対策の関係もあり、面接官と距離があるのでハキハキ話さないと伝わりづらいです。
アウトプットの大切さ
作文・面接試験の準備、実際の試験を通して、普段いかに自分が何も考えていなくて、アウトプットできていないかを痛感しました。
アウトプットする習慣、訓練が大切ですね。
仕事しながら公務員試験勉強(作文試験)
私が受験したのは地方初級です。
9月の一次試験が終わり、一段落したところで作文試験の練習を始めました。
まとまった時間がとれないと、作文を作るのは難しいなと思いました。一般教養のように隙間時間にできることでもありません。平日は何もせずに、土日に集中的に練習しました。
作文と小論文って違うの?
そもそも、作文って何?という疑問から始まりました。
同じ疑問を持っている方も多いようで様々な解答がありました。
私なりにまとめると、
作文:主観的文章(自身の体験や感想)
小論文:客観的文章(論拠を挙げて説得する)
だと考えました。
私が受けた自治体は募集要項に「作文試験」とはっきり書いていましたが、実際に受けてみたら小論文でした。そんなこともあるようです…。
「型」を知る
よく言われるのが「序論・本論・結論」という型です。
序論って何?どこまで何を書けばいいの?
本論ってどれくらい展開させるといいの?
そこで、作文を練習する上で、私が参考にしたのはこちらの動画です。
ゆうシ先生本当に分かりやすい!
ゆうシ先生の「4ブロック法」がポイントです。
これに慣れるとスラスラ書けちゃいます。
詳細はぜひ動画をご覧ください。
自分が書ける題材を3~4個持っておく
公務員試験の作文過去問を調べるとたくさん出てきますが大きく分けるとこんな感じです。
公務員・行政のこと
・理想の公務員像
・公務員になって取り組みたいこと
・〇〇市の課題とそれに対してどう取り組むか
・住み続けたいまちづくり
・災害発生時に取り組むべきこと
社会のこと
・最近関心をもったニュースと感想
自分のこと
・挫折経験とどう乗り越えたか
・今までチャレンジしたことをどう活かせるか
仕事のこと
・仕事をする上で大切にしていることは
・チームワークの良い職場づくりのためにできること
たくさん練習しなきゃ…と焦る必要はありません。よく見ると、どれも同じことを別に切り口で聞いているだけだと気が付きます。
例えば、「挫折経験」と「チャレンジしたこと」は2つのエピソードを準備しておく必要はありません。挫折を乗り越えた=チャレンジだと考えれば1つのエピソードでOKです。
その他の項目も同じように考えればだいたい3~4個準備しておくだけで書けます。
どんなテーマが来ても書けるようにしておく、という準備の仕方が賢いと思います。
自分のフィールドで戦う
自分の現在の仕事を活かした作文が一番書きやすいのではないでしょうか。
私は医療・福祉職に携わっています。
なので、
・公務員になって取り組みたいこと
・〇〇市の課題とそれに対してどう取り組むか
・住み続けたいまちづくり
・最近関心を持ったニュース
このあたりの作文テーマが来たら、まず自分の得意な医療・福祉に関連付けて作文を書きます。これが書けるのは社会人経験者の強みです。現役学生には若さと学力では劣りますが、ここは負けない自信があります。作文は自分の得意分野・自分のフィールドに引っ張ってきてそこで戦うのがコツです。
近年話題のSDGsの作文テーマがきたらそれこそラッキー問題だと思いましょう。SDGsには17の目標があります。人権、経済・社会、地球環境、さまざまな分野にまたがった課題が分類されています。17個もあれば、現在の仕事に関係する課題があるはずです。自分のフィールドで論理展開していきましょう。
付け焼刃の知識を元に論理展開しても弱いです。
せっかくの社会人経験を自信をもって活かしましょう。
実際の作文試験はどうだったか
10月中旬の土曜日9:00~二次試験が実施されました。
テーマ:「災害発生時の非常事態における○○市職員として取るべき行動」
時間:90分
字数:800字~1200字(原稿用紙2枚~3枚)
1行目:タイトル
2行目:受験番号・氏名
3行目:空欄
4行目:書き出し
原稿用紙は縦書きです。
上記のように原稿用紙の使い方まで指示がありました。
私が受験した自治体は毎年のように豪雨災害がありました。そういった地域の実情も把握しておくことで、作文試験を予想し準備できますね。
私は災害対策と高齢化を絡めて論理展開しました。
地域の実情を把握しておくことは、作文試験だけでなく、面接試験でも大いに役立ちます。
好かれると気持ち悪いと思った話
「好かれると気持ち悪い」
そう思ったことありませんか?
ここ最近特にこの気持ちがひどいので、文字にしてみようと思います。
先日、異性と出かけることになり、それがすごく嫌だったので、なぜ嫌だったのかをせっかくなので整理しました。
予定が分からなかったこと
待ち合わせの時間が中途半端。どこに行くかも何するかも全く分からないことがストレスでした。気心知れている友人達であれば、お互いにどんなスタンスで遊びに行くか、だいたいどのくらいで解散か、何しに行くのか目的を持って遊びに出かけていました。なので、何も決まっていないし相手に委ねることがストレスすぎました。
物理的・心理的距離間
仕事でしかお会いしたことがなかったので、仕事じゃないとなった途端にタメ口というのは引きました。
そして「それを許される」と思われている、ということが一番不快です。ナメられてるなと…。勝手に距離感をつめられることが不快でした。
仕事では何とも思わず、むしろ付き合いも長かったので好意的に思っていましたが、プライベートとなると、一緒に並んで歩きたくもないですし、車で二人きりというのも物理的な距離感が近くてかなりストレスに感じました。
自分自身、仕事とプライベートをこんなにはっきり分けていたんだなと新たな発見でもありました。
生産性のない会話
共通の話題なんて仕事の話しかないです。
共通の知人のどうでもいい話とか、相手の過去の話。最高にどうでもいいです。
もっと将来の話というか、今後これをしたい、あれをしてみたい、こう考えている、みたいな生産性のある話のほうが自分は好みなんだなと思いました。
対等ではないこと
奢られる、物をプレゼントされる、というのが貸しを作るようで嫌でした。
ある程度の関係性が築けていれば素直に嬉しいですが、そこまでの関係性ではないのに、金銭が発生することで対等でなくなるのが嫌でした。
女性として見られること
これが一番嫌なんだなと自分で気が付きました。
本当に勝手ですが、女性として見られることが単純に気持ち悪いなと思ってしまいます。
値踏みされることもそうですが、「イケると思われている」ことが一番不快でした。
マイナビウーマンさんが実施したアンケートによると、好きでもない男性から好意を持たれて「気持ち悪い」と思ったことのある女性は約7割もいるそうです。
今までの異性の同僚、異性の友達は、安心感がありました。
みんな「将来の話」や「自分の考え」などの意見を言い合える関係でした。それが私にとって居心地のいい人間関係なんだなと思います。そして、その関係性の中で一番大きいことは、女性として見られていないことだったなと気が付きました。
リスセクシャル・リスロマンティックって?
近年、LGBTQが取り上げられることが増えました。
LGBTQは恋愛することが前提の価値観だと思います。
一方で、「他者に対して性的魅力を感じない」アセクシュアル、「他者に対して恋愛感情を抱かない」アロマンティック、「他人に恋愛感情を抱くものの性的魅力を感じない」ノンセクシュアルというセクシュアリティがあります。
さらに、「相手に性的な魅力を感じるけれど、性的な目で見られたくはない」リスセクシャル、「相手に恋愛感情を持つが、その相手から恋愛感情を持ってもらうことを望まない」リスロマンティックというセクシュアリティもあるそうです。
今回色々と調べてみて初めてこの概念を知りました。このあたりがしっくりくるのかなぁ…なんて漠然と思っています。
何かにカテゴライズされることで自分だけじゃないんだと思えて、不思議と安心感が増しますね。
今後どうするか
他人はどうしようもないので、まずは自分です。
長年付き合いがあったので、少しフランクになりすぎたという自覚があります。仕事が円滑に進むように必要以上に愛想よくしていました。自分の態度を改めて相手と一線を引きます。徹底的に社交辞令と敬語です。
行きたくない誘いには乗らないこと。貸しを作らないこと。どうでもいい話をしないこと。これは自分の為です。単純に無駄だし疲弊してしまいます。
そして何より、そういう状況にならないようにする。つまりは二人きりでは絶対に会わない。大事だなと思います。
今回は本当に気持ち悪くて苦しかったのですが、文字に起こすと客観視できますね。
仕事とプライベートを割と分けている自分であったり、人のどうでもいい話が嫌いな自分であったり…文字にすることで、新たな自分を発見できたなと少し前向きになりました。
仕事しながら公務員試験勉強
「やっぱり公務員になりたいけど難しそう」
「仕事しながらでも勉強できるの」
民間企業に勤めてから、公務員にも興味が出てきた方。
仕事しながら勉強なんて不安だなという方は多いと思います。
私は約半年間、仕事しながら勉強して無事公務員試験に合格しました。
早く始めてコツコツじっくりと取り組むに越したことはないのですが、思い立ってから短かったので4月~勉強を開始しました。
そんな私の働きながらの公務員試験勉強を紹介します。
まずは受験資格の確認
社会人でも公務員試験を受けることができますが、公務員試験には年齢制限があります。
一般行政は30歳前後まで。(30歳または35歳)
社会人経験者枠もあり、こちらは59歳前後までです。
まずは、それぞれの自治体の受験資格をしっかり確認することが大切です。
勉強すべきは数的処理
公務員を目指すにあたって、まず現役公務員の友人達に色々教えてもらいました!
公務員試験に関して、みんな口をそろえて言うのが、
「数的処理だけやってればいいよ」
自治体により異なりますが、だいたいこんな感じの点数配分のようです。
数的処理の出題数が多いですね。
例えば日本史や世界史なんかは範囲が広いわりに1~2問しか出ません。ここに勉強時間を割いていてはもったいない。
私は高校時代、地理選択でした。日本史・世界史を選択していなかったので、本当に分からない…。この二つは潔く捨てました。
そして友人達のアドバイス通り数的処理だけ勉強。
しかし、ブランクがありすぎて初歩的なところから記憶がありません。
ルートの計算って?
二次関数って何?
因数分解?展開?
そこで高校生向けにYoutubeで数学を解説している先生の動画を見て一緒に解きました!
今の高校生はこんなに便利なツールがあってすごい!とYoutubeに感動。この先生の説明は本当に分かりやすくておすすめです。
数的処理のおすすめテキスト
「畑中敦子の天下無敵の数的処理!」
*解き方が数パターン細かく載っているのでとても分かりやすい。
*ただ解くだけでなく、早く解ける方法や、問題の見るべきポイントなども解説されています。
最初はすべての教養科目が一冊にまとまっているものを買いました。
全てまとまっていることは魅力ですが、それだと数的処理の解説が少なくて理解できませんでした。
数的処理は専用のテキストで2~3周するのが良いです。
勉強時間はゆるく続くようにする
勉強したのは主に朝です。
私は平日8時半~17時半勤務、土日祝休みで仕事をしています。
そして夜は毎日お酒を飲みます。
晩酌の時間は私にとって大切なので削ろうとはしませんでした。
*平日は出勤するまでの7~8時の朝1時間勉強。勉強時間は少ないですがなるべく毎日継続しました。(1週間サボることもありました)
*休日は平日よりは少し長い8~10時の朝2時間程度勉強しました。
*晩酌しながら上記のYoutubeを見ていました。
仕事しながらの勉強はこのくらいゆるくじゃないと続けられないな、と思います。寝不足になったり、自分の楽しみの時間が持てなくて、現在の仕事でパフォーマンスを発揮できなければ本末転倒です。
公務員を目指していますが、あくまでも会社員です。
そこはしっかり割り切る必要があると感じました。
他の科目はどうしたか
正直、ほとんどやっていません。
政治経済だけ興味があったのでこれもYoutubeで見ました。
現代文は普段本を読んでいるしなんとかなるだろう。
英語もだいたいニュアンスでいけるだろう。
日本史・世界史・物理・化学・生物は捨てました。
実際の試験では選択問題ということもあり、だいたい解けた自信があります。
私は大学受験を経験しています。そのとき勉強したことが今回役に立ったな、という自覚があります。また、日々分からないことや疑問に思ったことがあれば調べるようにしています。例えば選挙。小選挙区比例代表って何?こういった疑問を放置するか、調べるかで学びに繋がります。このように、日々の積み重ねが大切ですね。
私が受けたのは教養科目のみの公務員試験でした。
自分の現状から手が届きそうな自治体を選択することも大切だと思います。
ぜひ転職や公務員試験挑戦のきっかけになれば幸いです。
30歳で公務員目指すのは遅いですか?
まだギリギリ間に合います!
私は学生時代、公務員試験は難しいと思い、挑戦すらせずに諦めていました。
4年制大学を卒業しているため、大卒程度の試験区分となり、「専門科目」が必須になってしまうと思いました。
しかし、いざ公務員試験を受けてみようと思い調べると、自治体により「教養科目」だけのところもあります。また、年齢制限が35歳までと広いところもあります。
これなら働きながらでも挑戦できそう!と考え、公務員試験を受けることにしました。
公務員試験が難しいというイメージはいわゆる「専門科目」のこと。
専門科目
憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学、政治学、行政学、社会学、国際関係論、労働法、刑法、商法
(公務員試験総合ガイドより)
専門科目は大半の大卒程度国家公務員と都道府県や政令市の大部分で必須とされています。市役所の試験でも(数は少ないですが)専門科目が課される自治体があります。
一方の「教養科目」は高卒程度のレベルなので、大学受験を経験していれば、少し訓練すると解けるようになります(個人的な見解です)。
私の住んでいる市の市役所では
初級試験(年齢制限:高卒~短大)
・一次試験:教養試験(初級)、職場適応性検査
・二次試験:作文試験、面接試験
上級試験(年齢制限:大卒~30歳)
・一次試験:教養試験(上級)、職場適応性検査、専門試験(行政)
・二次試験:作文試験、面接試験
さらに県職員だと、
県職員採用試験(年齢制限:大卒~35歳)
・一次試験:教養試験、専門試験
・二次試験:論文試験、適性検査、集団討論、面接試験
これだと年齢的に市役所はギリギリ(31歳になる年だと受けられない)、県職は受けられるけど、試験内容的に現役には勝てない。
そこで、少し視野を広げます。
近隣の市町村、特に町村を見てみましょう。
ここが穴場だと考えました。人口の少ない町村は受験者も少ない為、年齢制限が35歳までと広いことが多いです。また、専門科目を課さないところがほとんどです。
私が受けた自治体は高卒・大卒の区分がなく、一般行政(初級)のみでした。
一般行政職(初級)(年齢制限:高卒~35歳)
・一次試験:教養試験、職場適応性検査
・二次試験:作文試験、面接試験
これなら、30歳越えてから、働きながらでも公務員試験を頑張れそうですよね。
もちろん、専門科目も頑張るぞ!という方はぜひ頑張って欲しいです。ただ、私みたいに専門科目なんて無理…という方。まだ間に合います。探せば試験科目・年齢制限に合致する自治体があります。
社会人になって、高卒なら12年、短大卒なら10年、大卒なら8年…30歳になるとキャリアを見つめ直す方が多いと思います。年齢を理由に「もう動けない」と思う方もいると思います。でも、定年までまだまだ長い!これからです!
一歩踏み出すきっかけになりますように。
縁を大切にしようと思った話
先日のマルシェで無料ハンドマッサージをしてくれたお姉さま。
綺麗で優しくて素敵な方。
そしてこれも縁だなと思い、後日自宅サロンにお邪魔してきました。
フェイシャルマッサージ60分コースをなんと半額で受けさせていただきました。
機械ではなく人の手で触られるのって気持ちいいな~と癒されました。
綺麗綺麗と何度も褒めてくださり嬉しい~。
マッサージ後にたくさんお話をしました。60分コースなのに2時間半も滞在してしまいました。ケーキとコーヒーも頂いてしまって完全にお茶しにきた人になっていました。
マルシェでお姉さまと出会い、SNSでつながり、実際にサロンへお邪魔する。
興味があることに億劫にならずに動くこと。
一歩踏み出すこと。
人と人との繋がり、縁を活かすこと。
って大切だなと感じた今日でした。
ひろゆきさんの『1%の努力』を今読んでいるところです。その中に、”幸せの総量”という言葉が出てきます。
「人生に、『生きる意味』は存在しないと考えている」
「じゃあ死ぬまでにできるだけ楽しく暮らすほうがいいな」
「幸せの総量を増やすことを目標にすればいいのだ」
と言っています。
幸せの総量を増やす、という考え方がすごく私には響きました。
そしてその為にも一歩踏み出すこと。縁を大切にすること。を大事にしていきたいなと思っています。
また、自分のコミュニティを広げるというのもやってみたいなと。
ずっと同じ場所、同じ人とばかり関わっていると、価値観も考え方も凝り固まってしまいそうです。平和で楽ですが、コンフォートゾーンってこういうこともきっと指しますよね。
新しい場所、新しい人と関わることって刺激になりますね。
今日お姉さまと色々なお話ができたのがとても新鮮でした。そこから考えたこともたくさんあったので、少しずつブログに残していこうかなと思っています。
とても有意義な休日を過ごせて満足です。
コンサル1年目が学ぶこと 大石哲之
本書を読むことで
・職業、業界問わず15年、20年と生き続ける普遍的に役立つスキルを
・社会人1年目で学んだ時の基礎的なレベルから
理解できるようになる、と著者は言っています。
本書の成り立ちがまたおもしろいなと感じました。
新人時代から15~20年経った、現在35~40歳の元コンサルタントの方々に取材をして、新人時代に学んだことで今でも記憶に残っていること・役に立っていること・立場が変わっても通用することを挙げてもらったそうです。
取材をした元コンサルタントの方々は、多種多様な業界で活躍されているようです。
なんだか信憑性がグンとあがりますよね。
話す技術
まずはよく言われる「結論から話す」
これは本当に大事です。
結局何?ってなること、よくありますよね。
結論から話すにはPREP型が分かりやすいです。
Point・・・結論
Reason・・・理由づけ
Example・・・具体例
Point・・・結論で締める
この形は面接試験や小論文と同じ形です。
ビジネスにおける会話でも「結論から話す」ことが重視されます。就職する前の面接・小論文でも相手に分かりやすく簡潔に伝える能力や、論理的思考が求められています。それだけ基本的なことでもあり、普遍的で大切なことです。
Talk Straight
=駆け引き抜きに率直に、簡潔に、端的に。
何か聞かれたときに言い訳ではなく率直にイエス・ノーを言うこと。
イエス・ノーがはっきりすると「なぜ?」へ進める。問題の所在が分かる。
何かミスがあったときなど、怒られたくない、自分のせいじゃない、という気持ちもあると思います。しかし、言い訳を並べるよりも事実を述べることで問題解決に向けて次へ進むことができます。
ただし、これはあくまでも心理的安全性のある職場というのが前提だよなぁと思いました。駆け引きなく、回りくどくなく、円滑に仕事を進めるためにも「心理的安全性」って大切ですね。
思考術
常に自分の意見をもって情報にあたること。
情報の量ではなく"考える"ことが重要。
情報の量を集めることは“考える”ことではない。
情報を集める→バラバラだったものをまとめる→だから何?→本質
この"本質"を提示して初めて“考えた”と言える。
『パン屋ではおにぎりを売れ』でも書いてましたね。
調べる、まとめるは考えるではないですよ、と。
調べものをするときどうしていますか?
スマホで検索して上から1~3番目の記事をバーっと読む。という人が多いかと思います。私もそうです。
では、1か月後、それについて何も見ないで話せますか?
私は話せないです。
最近それをものすごく反省しています。
本を読んだり映画をみたりしても、その場では「なるほど」「すごいな」と思いますが、「だから何?」が綺麗さっぱり抜けていて、自分の中に蓄積されていませんでした。
そこでノートを書いてみたり、このブログで読書の記録をつけよう、と実践しているところです。
デスクワーク術
新人の仕事とされる議事録作成。
議事録はビジネス文書の基本ルール・作法がぎっしり詰まっている。
ありがちなのが議事録ではなく発言録になっていること。
議事録は後日の証拠となるように決定事項を簡潔に書くことが求められます。
それに加えて「決まらなかったこと」「確認が必要なこと」「次回までしておくこと」を書くと良いでしょう。
議事録作成の初めに
1,アジェンダ
2,決まったこと
3,決まらなかったこと
4,確認が必要なこと
5,次回までしておくこと
などを箇条書きに書いてから書き始めると良さそうですね。
ビジネスマインド
バリューを出す
バリューとは付加価値のこと。つまり、相手に対する貢献です。
学生と社会人の違いは、自分のやりたいことではなく、相手が求めていることをするという視点です。仕事の価値を決めるのは自分ではなく、あくまでも相手です。
これを履き違えていつまでも「生産者」に回れない人がいます。社会人は「消費者」ではなく「生産者」。いかに会社に貢献するかと、その先の顧客の満足を考えるかです。
Quick and Dirty
直訳すると「素早く汚く」
つまり、完璧でなくてもいいから早く出すことが求められます。
ちなみに反対語はSlow and Beautyです。
時間をかけて完璧なものを目指すよりも、多少汚くてもかまわないので、早く作ること、そしてPDCAサイクルを高速で回していくことが必要です。
Slow and Beautyで失敗や失敗の可能性を抱え込んでおくことはリスクです。
これは私も常に意識しています。
上司からの振られた仕事を7割程度の出来で素早く提出しています。
新人の頃は完璧に早く出そう!と一生懸命、それこそ家に持ち帰ってまでやっていましたが、数年もすると、どうせいろいろ修正されるだろう、変なところは教えてくれるから上司に任せよう、と6~7割の出来で提出するようになりました。
動機は省エネな感じでズレていますが、結果としてこの仕事のやり方は良かったと感じています。
時間をかけずに、まずは大枠の方向性が合っているか、上司と私の認識がズレていないかを確認するためにも、「素早く汚く」は賢い仕事の仕方だと思います。
また、6~7割の仕事でOKを出されたら少し見栄えを綺麗にして完成とします。
これはオススメです。
本書にはこの他にもすぐに実践できそうな仕事のコツ・考え方が詰まっています。入社1年目、学生の時に読みたかったなーと思います。
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