30歳で公務員目指すのは遅いですか?
まだギリギリ間に合います!
私は学生時代、公務員試験は難しいと思い、挑戦すらせずに諦めていました。
4年制大学を卒業しているため、大卒程度の試験区分となり、「専門科目」が必須になってしまうと思いました。
しかし、いざ公務員試験を受けてみようと思い調べると、自治体により「教養科目」だけのところもあります。また、年齢制限が35歳までと広いところもあります。
これなら働きながらでも挑戦できそう!と考え、公務員試験を受けることにしました。
公務員試験が難しいというイメージはいわゆる「専門科目」のこと。
専門科目
憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学、政治学、行政学、社会学、国際関係論、労働法、刑法、商法
(公務員試験総合ガイドより)
専門科目は大半の大卒程度国家公務員と都道府県や政令市の大部分で必須とされています。市役所の試験でも(数は少ないですが)専門科目が課される自治体があります。
一方の「教養科目」は高卒程度のレベルなので、大学受験を経験していれば、少し訓練すると解けるようになります(個人的な見解です)。
私の住んでいる市の市役所では
初級試験(年齢制限:高卒~短大)
・一次試験:教養試験(初級)、職場適応性検査
・二次試験:作文試験、面接試験
上級試験(年齢制限:大卒~30歳)
・一次試験:教養試験(上級)、職場適応性検査、専門試験(行政)
・二次試験:作文試験、面接試験
さらに県職員だと、
県職員採用試験(年齢制限:大卒~35歳)
・一次試験:教養試験、専門試験
・二次試験:論文試験、適性検査、集団討論、面接試験
これだと年齢的に市役所はギリギリ(31歳になる年だと受けられない)、県職は受けられるけど、試験内容的に現役には勝てない。
そこで、少し視野を広げます。
近隣の市町村、特に町村を見てみましょう。
ここが穴場だと考えました。人口の少ない町村は受験者も少ない為、年齢制限が35歳までと広いことが多いです。また、専門科目を課さないところがほとんどです。
私が受けた自治体は高卒・大卒の区分がなく、一般行政(初級)のみでした。
一般行政職(初級)(年齢制限:高卒~35歳)
・一次試験:教養試験、職場適応性検査
・二次試験:作文試験、面接試験
これなら、30歳越えてから、働きながらでも公務員試験を頑張れそうですよね。
もちろん、専門科目も頑張るぞ!という方はぜひ頑張って欲しいです。ただ、私みたいに専門科目なんて無理…という方。まだ間に合います。探せば試験科目・年齢制限に合致する自治体があります。
社会人になって、高卒なら12年、短大卒なら10年、大卒なら8年…30歳になるとキャリアを見つめ直す方が多いと思います。年齢を理由に「もう動けない」と思う方もいると思います。でも、定年までまだまだ長い!これからです!
一歩踏み出すきっかけになりますように。