仕事しながら公務員試験勉強
「やっぱり公務員になりたいけど難しそう」
「仕事しながらでも勉強できるの」
民間企業に勤めてから、公務員にも興味が出てきた方。
仕事しながら勉強なんて不安だなという方は多いと思います。
私は約半年間、仕事しながら勉強して無事公務員試験に合格しました。
早く始めてコツコツじっくりと取り組むに越したことはないのですが、思い立ってから短かったので4月~勉強を開始しました。
そんな私の働きながらの公務員試験勉強を紹介します。
まずは受験資格の確認
社会人でも公務員試験を受けることができますが、公務員試験には年齢制限があります。
一般行政は30歳前後まで。(30歳または35歳)
社会人経験者枠もあり、こちらは59歳前後までです。
まずは、それぞれの自治体の受験資格をしっかり確認することが大切です。
勉強すべきは数的処理
公務員を目指すにあたって、まず現役公務員の友人達に色々教えてもらいました!
公務員試験に関して、みんな口をそろえて言うのが、
「数的処理だけやってればいいよ」
自治体により異なりますが、だいたいこんな感じの点数配分のようです。
数的処理の出題数が多いですね。
例えば日本史や世界史なんかは範囲が広いわりに1~2問しか出ません。ここに勉強時間を割いていてはもったいない。
私は高校時代、地理選択でした。日本史・世界史を選択していなかったので、本当に分からない…。この二つは潔く捨てました。
そして友人達のアドバイス通り数的処理だけ勉強。
しかし、ブランクがありすぎて初歩的なところから記憶がありません。
ルートの計算って?
二次関数って何?
因数分解?展開?
そこで高校生向けにYoutubeで数学を解説している先生の動画を見て一緒に解きました!
今の高校生はこんなに便利なツールがあってすごい!とYoutubeに感動。この先生の説明は本当に分かりやすくておすすめです。
数的処理のおすすめテキスト
「畑中敦子の天下無敵の数的処理!」
*解き方が数パターン細かく載っているのでとても分かりやすい。
*ただ解くだけでなく、早く解ける方法や、問題の見るべきポイントなども解説されています。
最初はすべての教養科目が一冊にまとまっているものを買いました。
全てまとまっていることは魅力ですが、それだと数的処理の解説が少なくて理解できませんでした。
数的処理は専用のテキストで2~3周するのが良いです。
勉強時間はゆるく続くようにする
勉強したのは主に朝です。
私は平日8時半~17時半勤務、土日祝休みで仕事をしています。
そして夜は毎日お酒を飲みます。
晩酌の時間は私にとって大切なので削ろうとはしませんでした。
*平日は出勤するまでの7~8時の朝1時間勉強。勉強時間は少ないですがなるべく毎日継続しました。(1週間サボることもありました)
*休日は平日よりは少し長い8~10時の朝2時間程度勉強しました。
*晩酌しながら上記のYoutubeを見ていました。
仕事しながらの勉強はこのくらいゆるくじゃないと続けられないな、と思います。寝不足になったり、自分の楽しみの時間が持てなくて、現在の仕事でパフォーマンスを発揮できなければ本末転倒です。
公務員を目指していますが、あくまでも会社員です。
そこはしっかり割り切る必要があると感じました。
他の科目はどうしたか
正直、ほとんどやっていません。
政治経済だけ興味があったのでこれもYoutubeで見ました。
現代文は普段本を読んでいるしなんとかなるだろう。
英語もだいたいニュアンスでいけるだろう。
日本史・世界史・物理・化学・生物は捨てました。
実際の試験では選択問題ということもあり、だいたい解けた自信があります。
私は大学受験を経験しています。そのとき勉強したことが今回役に立ったな、という自覚があります。また、日々分からないことや疑問に思ったことがあれば調べるようにしています。例えば選挙。小選挙区比例代表って何?こういった疑問を放置するか、調べるかで学びに繋がります。このように、日々の積み重ねが大切ですね。
私が受けたのは教養科目のみの公務員試験でした。
自分の現状から手が届きそうな自治体を選択することも大切だと思います。
ぜひ転職や公務員試験挑戦のきっかけになれば幸いです。